20~30代、約7割が「自分の強みがわからない」

株式会社ジェイックが20代・30代の既卒、第二新卒者、フリーター161名を対象に行った調査で、自分の強みを理解できていない人の割合は67.1%に上りました。「仕事で自分の強みを実感するとき」(複数回答)を聞くと、「他人に評価されたとき/褒められたとき(59.0%)」、「他者に感謝されたとき(50.9%)」と続きます。これらの割合は「自分の成長を実感したとき(47.2%)」を上回り、若者は他者からの評価を通して自分の強みを実感する傾向がみられることがわかります。

画像引用元:株式会社ジェイック 「自分の強み」に関するアンケート

<ポイント>
多くの若者が「自分の強みを理解できていない」大きな要因として、「他者からの適切なフィードバックが不足している」ことが考えられます。ある研究では「自身の強みを仕事で発揮できること」が「仕事のやりがい」に直結するという結果も出ており、若手社員の定着率を上げるためには、上司や経営層からの評価を社員へ「伝える」仕組みづくりが大切といえるでしょう。