6割以上の学生が配属ガチャを懸念「配属先を知る時期が遅いと辞退を検討する」

株式会社インタツアーが、25卒~27卒学生を対象とした調査によると、希望の時期より配属先の通知が遅い場合、6割以上の学生が「内定承諾保留や内定辞退」を検討すると回答しています。内定辞退については、「希望の勤務地でなければ辞退する」が43%、「希望の部署・職種でなければ辞退する」が36%という結果が出ています。

画像引用元:株式会社インタツアー 「配属ガチャ」についての意識調査

<ポイント>
すでに内定を得ている25卒生やこれから就活を開始する学生にとって、配属される「勤務地」や「部署・職種」が入社企業選びにいかに影響しているかがわかるデータです。2024年4月より職業安定法が改訂され、「 従事すべき業務の変更の範囲 」および「 就業場所の変更の範囲 」の明示も義務化されており、求職者にとって働く場所や業務を選ぶことは「当たり前の権利」となっています。内定辞退のリスクを軽減するためには、学生のニーズをよく理解したうえで、勤務地や配属先についてもしっかりコミュニケーションを取り、内定者が納得できるようなフォローをしていくことが重要です。